突然、親父の海外赴任が始まった。
一人暮らしするはめになった僕のために、親父は新しい住居を用意してくれた。
親と離れ、初めての一人暮らし。不安もあるけど、期待の方が遥かに大きい。
親父が選んできてくれた新しい街は、僕の通う大学にも近い。
おまけに、なかなか閑静な住宅街に新居はあった。
よくある学生向けのワンルームマンションじゃなくて、
古いけれど一軒家というのも魅力的だ。
ただ、1つの問題といえば問題があって……
あまりの家の広さに途方に暮れいた所に、やってきたのが彼女だった。
メイド服(!!)に、小さな身体。
きっと年だってずいぶん若いはずだ。
彼女から手渡された手紙には、乱暴な親父の字で
『彼女にメイドを頼んだ』
……と書いてあったのだ。
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